多田満仲の日記

主にゲームについて

私はいかにしてこのブログを開設するに至ったか

ゲームを趣味とする一般的な二十代の社会人は月にどれほどの金額と時間をそれにつぎこんでいるのであろうか。
わたしにとって時間はそれほど問題にならない。「貧乏暇なし」という諺の例に反し、恐らく一般的な会社勤めの人間よりは余暇を持っていると自負している。それについての心配には及ばない。問題は金である。
コンビニで缶コーヒーを買うだけで懐が寒くなるのを感じる一般庶民にとって、ゲームを買うことで千円札が財布から湯水のごとく消えるという感覚は筆舌に尽くしがたい。
「それならば買わなければよい」などとのたまう非情の輩はいますぐここから退場願いたい。私は同志に向けてのみ語りたいと思う。
大金をつぎ込むからには屑牌は引きたくないというのは当然の人情である。せっかく大枚はたいたゲームがことごとくクソゲーであったら私は気が狂ってしまうであろう。つまりはよい出会いになるように、購入するゲームを吟味する必要があるということだ。
その方法はいくつかあるが、一番確実な方法は実際にプレイしてみることであるのは疑い無い。
私はスーパーファミコンとともに小学生時代をすごした者であるが、友達同士の間でカセットの貸し借りが当然のように行われていた。私にも昔はそういう友達がいた。(ある友人からスーパーボンバーマンのロムををいわゆる「借りパク」してしまったことをここで懺悔させてほしい)しかし、三十を目前にした今の私にそのような気軽にゲームを貸し借りできるような友人がいるはずもない。そもそも今の時代、小学生ですらゲームの貸し借りなぞしないであろう。
前置きは長くなったが、手っ取り早い話、体験版をプレイすればよいのである。しかし、残念なことに、ほしいと思うゲームに限って体験版が配信されていないのは世の常である。ゲームをプレイするのにネット環境がほぼ必須となった現代、体験版を配信することが、メーカーにとってどのような理由で不都合なことなのかは知る由もない。しかし、体験版の配信はエロゲー業界ですら当然のことのように行われている。各メーカーには是非ともユーザーフレンドリーを第一に考えていただくことを期待する。
私はこの業界について何の知見も持ち合わせていない。批判をすることが本意ではない。ただのいちユーザーとしての希望にすぎない。 つづく